弊社専属トレーダーの相場分析を共有いたします。運用に是非お役立てください!
尚、私の相場分析ではありませんので質問をいただいてもお答えできませんので予めご了承ください。
わからない専門用語があれば一度ご自身でネットで調べてみてください!
以下、トレーダーより
雇用統計のNFPが予想+87万人のところ結果+94.3万人、さらに失業率の予想5.7%のところ結果5.4%、平均時給も予想+3.8%のところ+4.0%と市場予想をすべて上回る結果となりました。
雇用統計の結果を受け、8月のジャクソンホールでテーパリング示唆が再燃しましたが、本格的なドル買いは9月以降と思われます。
その理由として考えられるのは以下の2つとなります。
理由①米国債償還
理由②デルタ株の感染拡大
ドル円では、110円台には日本の輸出企業からかなりまとまったドル売りの注文が置かれているタレコミもあるため、8月に111円台に載せるには強烈なテーパリング示唆が必要と思われます。
また、求人労働異動調査であるJOLTSの結果が、求人が1007.3万件まで拡大し2000年の統計開始以来の初の1000台ということで最高水準を記録しています。
JOLTSに市場が反応するあたり、市場は労働指数に敏感になっていることもわかります。
現時点では今後の方向性を明確にすることは難しいですが、中期目線ではドル買いの見方で良いと思われます。
【トレードポイント】
8月は夏枯れ相場ということもあり、あまり大きく動くことが期待できません。
例年この時期は円高アノマリーがあるため、クロス円の戻り売りなどをおすすめします。
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