今回この記事を作成しようと考えたのは、相談をいただいた方の中にけっこうファンドで騙された方がいたからです。
投資に関してリスク管理ができるようになってほしい…そんな思いでお伝えしていきたいと思います。
最近色々な私設ファンドの運営者が逮捕されているのをご存知でしょうか?
FXの自動売買ツールなどはあくまでFX口座はお客様とFX会社が契約するもので、自動売買の業者からはシステムを提供されるだけで運用は自分でするものです。
ファンドに投資するというのはその業者自体にお金を委ねることとなります。全く趣旨が違います。
経験上、ちゃんと運用しているパターンとはなっから運用する気がない悪質パターンとあります。
色々な側面から解説していきますね。
目次
元本保証なんてできやしない!それ以前に法律に違反している
まず、これを読んでください。
○ 金融商品取引法(昭和23年法律第25号)(抄)
(損失補塡等の禁止)
(以下、略)
投資関連商品の多くはこの「金融商品取引法」で多くの規制を受けています。
私も金融機関出身者であり、この法律に関してはコンプラ遵守の観点からけっこう勉強しました。
この中で顕著に問題視されるのがこの「損失補填」です。
損失保証・利回り保証
損失補てんの申込み・約束
損失補てんの実行
はアウトということですね。
これには理由があります。
違反者には刑罰まで科されるのはなぜなのでしょうか。
その理由は、金融商品取引業者などによる損失補てん行為が、資本市場における価格形成機能を歪め、また市場仲介者としての中立性、公平性を損なうことで、投資者の資本市場に対する信頼を大きく損なうことを防ぐことが大きな理由とされています。
例えば、大口顧客にだけ損失を補填するなど。特定の顧客にだけ損失補填をするなどは明らかに公平性を欠いていますよね。
最終的に飛ぶファンドの多くは元本保証を謳っていることが多いです。
けっこううちの公式LINEにも質問が来てますよ。
「別のところの案件なんですが、元本保証ということなんですが信じていいのでしょうか?」
…そもそも募集の時点で謳ってあるのはほとんどの場合アウトです。
運用がうまくいってないから損失を補填するための元本保証です。
資金繰りが悪いからそうなるのに
損失補填なんかできるわけがないでしょう…。
よく「自信があるから」というフレーズを元本保証の大義名分にしていますが
私から言わせてもらえば絶対のない投資で「自信がある」というのは使ってはいけない言葉な気がします。
素人(よくわからずやってる人)か詐欺師(知識があって騙そうとしてやってる人)の発想ですね。
よくあるパターン1 実は運用していない
これは確信犯のほぼ詐欺なパターンです。
募集時はけっこうちゃんとした運用方法のエビデンスを出してきます。
ただ、実情はそんな運用はしません。
半年くらいはきちんと配当が出てくるので安心してしまいますが、実は集めた資金から配当金を出しているだけです。
で、半年くらいで配当が滞り、連絡がつかなくなると。元々持ち逃げするつもりなのかもしれませんね。
ポンジスキームとか言ったりしますね。
よくあるパターン2 集めるときにオーバーに言う
これはちゃんと運用しているパターンですが、大体宣伝が過剰で結局うまくいかなくなります。
すると配当が自転車操業的になり結果先ほどのパターンとそう変わらなくなります。
おかしな投資に手を出さないようにするには
正直、実態不明なファンドには手を出さないことです。
よく知らない法人もしくは個人にお金を預けてはいけません。無名なのがダメなわけではないです。要はちゃんと大丈夫なところか調べましょうということです。
調べたくないのなら、もしくは調べても判断ができないのであればそういうところにはお金を預けるべきではありません。
大体儲かりそうな話という欲に負けてお金を入れてしまうのです。そういう人は何回も騙されます。
FX自動売買とはわけが違います。FX自動売買は預ける先はFX会社なので著名な会社が多いですから、調べれば判断がつくかとは思いますが、ファンドなどだとそうもいかないものも多いでしょう。
投資先選びが一番リスクがあるところですから。
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